私と君の海の底色も形も 空気も似ても似つかないものなのに同じ場所から 離れない頭のなかに住み着いた小鳥いつも でかけてる太陽に染められるのが嫌で覆い尽くす毎日気づけば進んでいる人の関係呆然と立ち尽くす力ない呼吸で刻んでく瞬きいつも 追われてる 言わなければいけない言葉とあえて言わないでおく言葉と 私と君の海の底色も形も 何もかも似ても似つかないものなのに同じ空気
吸い続けるいつも 羽ばたいてる
沈められた声を 聴きたい 器用なんだか不器用なんだか ぐらぐらゆらゆら不安定でも 凛とした目のなかに佇む底は二重じゃないことに安堵しながらすこしだけ離れた場所で見ていたい気持ちは ずっと変わらないと思う
それをずるいと言う?
この距離はうたの場所